社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は5月30日、千葉県警生活経済課と君津署が同日、著作権者に無断でカーナビゲーションソフトを複製したハードディスク(HDD)を販売していた神奈川県横浜市の無職男性 (35歳)を著作権法違反の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。男性は2010年11月18日頃から12月1日頃までの間、3回にわたりインターネットオークションを通じて、2010年度地図更新HDDと称する出品を行い、株式会社トヨタマップマスターが著作権を有するカーナビゲーションソフト「2010年度版地図データ更新キット【全国】HDX730/HD9000シリーズ用」を無断で複製(更新)したHDDを、神奈川県の男性らに販売していた。男性は以前、オークションで購入したパナソニック製HDDカーナビゲーション本体からHDDを抜き出し、そのHDDからコピーを作成していたと供述しているという。(吉澤亨史)http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2011/1039.php