独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月10日、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「EC-CUBE 正式版 2.11.0 より前のバージョン」には、CSRFの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、管理者がEC-CUBEにログインした状態で悪意あるページを読み込んだ場合、当該製品で管理している情報を改ざんされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN37878530/