株式会社セキュアヴェイルは4月26日、企業のWindowsサーバのパッチ管理を支援するバーチャルアップデートサービスを同日より開始したと発表した。本サービスは、個別事情のために最新のWindows Updateの適用が困難な企業に向けた解決策を提示するもの。具体的には、脆弱性の保護が必要なWindowsサーバの前段に専用機器を設置し、同社セキュリティプロフェッショナルが運用することで不正アクセス等の脅威から24時間365日防御するサービスを提供する。Windowsサーバの脆弱性が報告されるとバーチャルアップデートで仮想的に最新のWindows Updateを適用した環境を構築するほか、定期的に外部から対象サーバの脆弱性診断を行い、バーチャルアップデートの効果を定量的に測定し報告する。また、ユーザごとにWindows Update管理シートを作成し、パッチマネジメントに関する情報共有を行う。この管理シートには、現在報告されている脆弱性、バーチャルアップデートにより保護されている脆弱性、ユーザにおけるWindows Update状況が整理されて記載される。(吉澤亨史)http://www.secuavail.com/event/2011/0426/windows-2.html