株式会社シマンテックは3月30日、「Symantec NetBackup」の最新版「Symantec NetBackup 7.1」を4月5日より日本市場において提供を開始すると発表した。本製品は、効率性と信頼性の高い情報の保護、保存、リカバリを統一プラットフォーム上で実現するソリューション。VMware環境向けの「仮想マシンインテリジェントポリシー」テクノロジーを搭載しており、既存のデータ保護ポリシーを活用しながら仮想マシンの検出と保護を自動化する。最新版ではこのほか、仮想マシンイメージのバックアップからファイルまたはフォルダを瞬時にリカバリできる「GRT(Granular Recovery Technology)」によってVMware環境のLinuxシステムでも利用可能になった。これにより仮想マシンのバックアップ時間を最大50%削減する。また、「自動イメージレプリケーション」テクノロジーによって、あらゆる場所からのオンデマンドリカバリが可能になっている。コンプライアンス遵守における監査証跡機能も強化した。Oracleの重複排除や、MySQLデータベースのバックアップおよびリカバリの集中化、自動化にも対応している。(吉澤亨史)http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20110330_01