独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月22日、Portable Document Format(PDF)を閲覧するためのオープンソースソフトウェア「Foolabs Xpdf」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Foolabs Xpdf 3.02pl5およびそれ以前のバージョン」には、t1libライブラリのType 1フォント解析処理に起因する脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者からDoS攻撃を受けたり、任意のコードを実行される可能性がある。開発者は、t1libライブラリを使わないXpdfのビルドを推奨している。(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU376500/