EMCジャパン株式会社 RSA事業本部(RSAセキュリティ)は3月22日、愛知県名古屋市の愛知銀行がフィッシング詐欺対策の強化策として「RSA FraudAction」を4月1日より導入すると発表した。「RSA FraudAction」は、フィッシングサイトを閉鎖してネット犯罪の被害を予防するもの。「ANSER-WEB」のオプションサービスとして株式会社NTTデータを通じて提供される。愛知銀行は、個人向けインターネットバンキング「愛銀Aiダイレクト」や、法人向けインターネットバンキング「愛銀ビジネスダイレクト[セキュアプラス]」を展開している。愛銀Aiダイレクトでは、希望者に携帯電話版ワンタイムパスワード「RSA SecurID」の無料配布を2008年3月に開始し、認証を強化した。今回、インターネットバンキングのすべての利用者に安全性と利便性を兼ね備えた便利で質の高いサービスを提供するために、フィッシングサイトの閉鎖サービス「RSA FraudAction」を採用したという。(吉澤亨史)http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=11360