独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月21日、Webコンテンツ管理システムの「PivotX」に、第三者によってパスワードを変更される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、本脆弱性を使用した攻撃が観測されている。PivotX 2.2.3 およびそれ以前には、第三者によってユーザ名を推測された場合、パスワードを変更される脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、細工されたURLを使用することでリモートの第三者にPivotXへadmin権限でアクセスされる可能性がある。開発者によると、PivotX 2.2.4で本脆弱性は修正されているが、ユーザは速やかに最新版のPivotX 2.2.5へアップデートすることを推奨している。(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU175068/