マカフィー株式会社は2月10日、SaaS(Security-as-a-Service)型メールセキュリティソリューション「McAfee SaaS Email Protection」の提供を2月21日より開始すると発表した。本製品は、クラウド内におけるインバウンドおよびアウトバウンドのメールトラフィックをフィルタリングする機能を備えたメールセキュリティソリューション。ウイルスやワームの侵入を防護し、スパムをブロックして怪しいメッセージを隔離する。またアウトバウンドのメールをフィルタリングすることで、機密情報の流出も防止する。管理者はオンラインの管理コンソール「McAfee SecurityCenter」を使用することで、メール保護設定をきめ細かくチューニングできる。グループ単位でのフィルタリングポリシーを設定することで社内のポリシーを最適化すると同時に、スケジュール化されたレポーティング機能によるレポートの自動送信などにより、容易な管理を実現した。また同時に、SaaS Email Protectionの性能にメール継続機能を追加した「McAfee SaaS Email Protection & Continuity」の提供も開始する。停電時やメールサーバのメンテナンス時でもクラウド内でメールを自動処理できるため、通信の維持が可能となる。(吉澤亨史)http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_11a.asp?pr=11/02/10-1