警察庁は2月9日、アドビシステムズ社のAdobe ReaderおよびAdobe Acrobatのセキュリティ修正プログラムについて「@police」において発表した。このセキュリティ修正プログラムは、Adobe Reader X(10.0)、Adobe Reader9.4.1 およびそれ以前、Adobe Acrobat X(10.0)およびそれ以前に確認された、意図しないプログラムを実行される脆弱性(Adobe - Security Bulletins:APSB11-03)を解消するもの。警察庁では、アドビシステムズ社のサイトから、Adobe ReaderおよびAdobe Acrobatを最新バージョンにアップデートするよう呼びかけている。なお、更新作業は利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で行うこととしている。(吉澤亨史)http://www.npa.go.jp/cyberpolice/topics/?seq=5688