サッポロビール株式会社は1月14日、同社モバイルサイト会員システムの不具合により、7名の会員の個人情報が、その7名の間で漏えいする可能性のある事故が発生したと発表した。同社ではモバイルサイト会員向けに、住所や氏名などを毎回入力しなくても、ログインするだけで応募ができる機能を提供している。今回、1月1日10時36分から1月11日16時頃の間、一部会員の携帯電話の個体識別情報を正しく取得できず、同一の文字列を個体識別情報として重複して認識したという。流出した可能性のある個人情報は7件で、同じ7名が氏名、郵便番号、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスを閲覧できた可能性がある。同社では今回の事態を厳粛に受け止め、情報セキュリティについて同社にてあらためて検討し、改善策を実施するとともに再発防止に努めるとしている。(吉澤亨史)http://www.sapporobeer.jp/img/shared/pdf/11011401.pdf