日本クレジット協会(JCCA)は12月20日、「ICクレジットカードに関する消費者意識調査」の結果を発表した。この調査は、クレジットカードの安全性やICカードに関する消費者の志向・意識を探ることを目的に、2005年度より継続して実施しているもの。調査は7月29日から8月4日にかけて、株式会社日経リサーチのインターネットモニターのうち、20歳から69歳までのクレジットカード保有者を対象にインターネット調査により実施したもので、回収サンプル数は1,963。調査結果によると、ICクレジットカードの認知度は86%と高く、クレジットカード保有者のうちICクレジットカードの保有者は65%と保有率も高かった。暗証番号については、79%が店頭でICクレジットカードによる支払を行う際の暗証番号の入力を「面倒ではない」と答え、「面倒である」と答えた回答者でも8割以上が「安全性を重視すると必要だと思う」と答えている。利用満足度では、「偽造されにくい」「紛失・盗難にあった場合、悪用されにくい」といった項目の満足度が高く、全体的にサブユーザよりメインユーザの方が満足度は高い傾向がみられた。http://www.jcca-office.gr.jp/topics/topics_24.html