マイクロソフト株式会社は11月10日、2010年11月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は3件で、このうち最大深刻度が「緊急」のものは「MS10-088:Microsoft PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2293386)」「MS10-087:Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2423930)」の2件、最大深刻度「重要」のものは「MS10-089:Forefront Unified Access Gateway (UAG) の脆弱性により、特権が昇格される(2316074)」の1件となっている。また、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ「安全でないライブラリのロードにより、リモートでコードが実行される(2269637)」を更新し、「MS10-087:Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2423930)」についての記載を「安全でないライブラリのロードに関連する更新プログラム」の欄に追加している。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-nov.mspx