デジタルアーツ株式会社は9月10日、「インターネット利用に関するWebアンケート調査」の結果を発表した。この調査は、インターネットを利用する20代から60代の男女1,040人を対象に5月11日から12日にかけて実施したもの。調査結果によると、フィルタリングソフトの認知率は84.7%で、そのうち67.9%はその内容まで理解していた。この認知率は、同社が2006年12月に実施した調査での53.3%に比べ、約32ポイントも上回る結果となっており、普及キャンペーンが奏功したとしている。また、インターネット利用に関わるトラブルの中で最も脅威だと思う事象について、回答者本人の約64%が「個人情報を盗まれる」、約60%が「クレジットカードの不正利用」を懸念する一方で、子どもについては約60%が「ネットいじめに遭う」ことを不安に思うと回答している。さらに、従来は子どものために使うイメージが強かったフィルタリングソフト・サービスが、最近はインターネットのトラブルや被害の存在を知った大人が、不用意な個人情報の流出を防いだり、自分や成人した家族にとっても不快な画像を表示さないようにしたりするために利用するケースが増えていることが判明している。http://www.daj.jp/company/topics/2010/t091001.htm