株式会社フィンチジャパンは7月8日、同社が運営する花の総合ECサイト「トリタスフラワー」のWebサイトに対して海外サーバからの不正アクセスがあり、調査の結果、同サイトを利用者のクレジットカード情報の一部が流出したことを確認したと発表した。同社では現在、第三者のセキュリティ専門会社の指導の下で不正アクセス対策の強化を実施しており、環境整備に努めている。なお、「トリタスフラワー」での通販業務は、よりセキュリティ効果の高いシステムを導入するまで運用を停止するとしている。調査結果によると、6月10日3時25分から6月21日5時32分にかけて海外(中国・韓国)のIPアドレスよりトリタスフラワーのWebサイトに対し不正アクセスが行われ、データーベース上のクレジットカード情報を窃取したものと確認されたという。この不正アクセスにより流出した可能性のある顧客情報は、「トリタスフラワー」で2008年3月4日から2010年6月21日までの期間に商品をクレジットカード決済にて購入した顧客5,964件のクレジットカード情報(カード番号、名義、有効期限)で、その他の個人情報の流出の形跡はないとしている。http://tritas.jp/