SANSは7月6日、古典的な手法で企業などのPCをマルウェアに感染させる新たな詐欺が確認されていると発表した。これは、企業などにビジネスサポート会社を名乗る者から電話がかかってくると言うもの。「登録されたマイクロソフトサポートパートナー」と名乗るケースも確認されているが、マイクロソフトではこのような名称は使用していない。この電話は、「あなたのPCがウイルスに感染しており、それを駆除するためのソフトウェアを提供する」というもので、許諾するとリモートから駆除を行うとしてリモートデスクトップツールを指定したWebサイトからダウンロード、インストールするよう指示する。ユーザがこれを実行すると、相手はリモートからPCにアクセスし「複数の問題が発見されたので、これらを解消するためにサポートサービスの契約をするように」と持ちかけるという。http://isc.sans.edu/diary.html?storyid=9139