マカフィー株式会社によると米McAfeeは7月2日、同社が買収したTrust Digital社のエンタープライズ向けモバイル管理(EMM)プラットフォームがアップル社の最新モバイルオペレーティングシステム「iOS 4」を実行するデバイスをサポートし、またすでにTrust Digital社のEMMを導入しているユーザに対し、シームレスなアップデートを行うと発表した。さらにEMMは、アップル社の提供する幅広いモバイルデバイス管理(MDM)APIを利用して、MDM機能を提供する。「iOS 4」のリリースにより登場するMDMインターフェイスは、企業が大量のiPhoneやiPadを配備し管理するのに不可欠なもの。これまで多くの企業は、メールとカレンダーのデータのみを防護し、その他の企業データとネットワークアクセスを無防備な状態に放置していた。しかし今回の機能連携により、企業はメール中心の「サンドボックス」アプローチでなく、他のソリューションを使用せずに管理とセキュリティの両方を享受できるようになるとしている。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10b.asp?pr=10/07/02-1