マカフィー株式会社は7月2日、2010年6月のサイバー脅威の状況を発表した。これによると、ウイルスでは先月と同様にWeb経由のDrive-by-Download攻撃が活発となっている。また、外部メディア経由で感染する「W32/Conficker」や、オンラインゲームのパスワードスティーラーも引き続きランクインしている。なお、検知会社数の11位にランクインした「Generic FakeAlert.iv」は、偽セキュリティソフトウェアを対象にした一般的検知名。感染経路がDrive-by-Download攻撃、偽のメールや検索サイトの検索結果を操作するSEO、さらにFacebookなどのSNSと多彩なため、リンクのクリックには十分注意が必要としている。ウイルス検知数の上位は、会社数では1位が「Generic!atr」、2位が「Generic PWS.ak」、3位が「PWS-Gamania.gen.a」。データ数では1位が「W32/Almanahe.c」、2位が「Generic PWS.y!bzn」、3位が「W32/Conficker.worm.gen.a」。マシン数では1位が「Generic!atr」、2位が「Generic PWS.ak」、3位が「W32/Conficker.worm.gen.a」。PUP検知数の上位は、会社数では1位が「Generic PUP.x」、2位が「Adware-OptServe」、3位が「Generic PUP.d」。データ数では1位が「MWS」、2位が「Generic PUP.x」、3位が「Adware-OptServe」。マシン数では1位が「Generic PUP.x」、2位が「Adware-OptServe」、3位が「MySearch」となっている。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10b.asp?pr=10/07/02-2