マカフィー株式会社は6月18日、「Operation Aurora」について詳しく考察したレポート「重要資産の保護」を発表した。これは、2010年初頭に起きたサイバー攻撃「Operation Aurora」をはじめとする、潜伏型の手法を用いた複雑な標的型攻撃から企業を守ることを目的に、「Operation Aurora」における攻撃手順や同社による調査結果がまとめられている。Operation Auroraは正確にターゲットを絞った上で、そのターゲットに合わせて手口を巧妙に練り上げるという特徴があり、企業もグローバルに脅威モデルを変更するとともに、貴重な知的財産を狙う新手の攻撃に備えなければならない。この意味でサイバーセキュリティにおける重大な転換点となるとしている。特に今後は、ソースコードなどの貴重な知的財産を格納しているシステムにおけるセキュリティ対策が重要になるという。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10a.asp?pr=10/06/18-1