独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は3月19日、オープンソース情報データベース「OSS iPedia」のリニューアルを実施、同日より公開を開始したと発表した。今回のリニューアルは、「OSS iPedia」の一層の利便性向上を目的に、使い勝手やコンテンツの拡充などの機能強化を実施した。これは、IPAオープンソフトウェア・センター(OSC)内に設置されている「データベースワーキンググループ」という有識者から成る委員会の監修によるもので、OSS活用の視点からの示唆が反映されている。 今回の機能強化では、これまでの「導入事例」「性能評価」「公開資料」「用語集、Q&A」に加え、「記事」掲載機能を追加した。「記事」では、OSCからの発信情報のほか、OSCが選定したOSSに関わる有識者で構成する執筆陣による記事を掲載していく予定だという。また、目的別のメニュー機能を追加したほか、「Web API2」による外部サイトへのデータベース情報提供機能の追加、導入事例および検索機能の機能改善も行っている。http://www.ipa.go.jp/about/press/20100319.html