社団法人 日本レコード協会(RIAJ)は9月25日、インターネットを利用して海賊版CD-Rを販売していた被疑者が書類送致された事件について発表した。これは9月18日に大阪府警察阿倍野警察署が、権利者に無断で複製した海賊版CD-Rをインターネットを利用して販売していたとして同署に9月7日に逮捕されていた、大阪府大阪市在住の男性(51歳)を著作権法違反で大阪地方検察庁に書類送致したというもの。この被疑者は、被疑者が同協会会員社およびグループ社であるレコード会社13社が権利を持つCD音源を有線放送から自宅(雑貨店)のPCに取り込み、CD-Rに録音し販売していた。警察の捜査によるとこの被疑者は、1993年頃から上記販売行為を重ね、2004年以降の売り上げが約340万円に上っていた。また家宅捜索時に押収したPCの中には約8万5千曲分の音源と販売用CD-R約2,300枚が見つかっているという。RIAJ:インターネットを利用した海賊版CD-R販売の被疑者を書類送致http://www.riaj.or.jp/release/2009/pr090925.html