キヤノンITソリューションズ株式会社は9月17日、2009年8月の月間マルウェアランキングを発表した。このランキングは、ESETが開発したマルウェアレポーティング/追跡システム「ThreatSense.Net」を活用したもの。これによると2009年8月度のランキングは、「Win32/Conficker」が第1位となった。このマルウェアは、検出された脅威全体のうち8.56%を占めた。 2位は、ゲームユーザを標的としたフィッシング攻撃で使用されるトロイの木馬ファミリー「Win32/PSW.OnLineGames」(全体の約8.28%)が前月の3位からランクアップした。3位は、PCの攻撃手段としてautorun.infファイルを使用するさまざまなマルウェアの総称である「INF/Autorun」(全体の約7.80%)となった。前月と順位は変わっていない。4位も前月と同様に、感染先のPCからユーザ情報を盗み出す各種マルウェアの総称である「Win32/Agent」(全体の約3.57%)となっている。 http://canon-its.jp/product/eset/topics/malware0908.html