SANS InfoSec Report 第3回 「ますます需要が高まりつつある高度セキュリティ技術者」
SANS Instituteが毎週発行しているニュースレター「SANS NewsBites」の8月28日号(vol.11, Num.68)の記事の中に、「サイバーセキュリティ関連資格保持者に対する報酬が他資格をしのぐ;特定のスキルは高需要(Pay for Cyber Security Certifications Exceed All Othe
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SANS Instituteが毎週発行しているニュースレター「SANS NewsBites」の8月28日号(vol.11, Num.68)の記事の中に、「サイバーセキュリティ関連資格保持者に対する報酬が他資格をしのぐ;特定のスキルは高需要(Pay for Cyber Security Certifications Exceed All Others; Certain Skills In High Demand)」という記事が掲載された。米国フロリダ州に本拠を置く経営コンサルタント会社であるFoote Partners LLCが、資格と給与、今求められる人材のスキルなどについてまとめた調査結果「四半期IT報酬額最新調査(Quarterly IT Pay Update)」である。概要は以下のとおり。
・AUD410:IT Security Audit and Control Essentials ・AUD423:SANS(R) +S Training for the ISACA(R) CISA(R) Certification Exam ・AUD507:Auditing Networks, Perimeters & Systems(GSNA) ・AUD 566:20 Critical Security Controls - In Depth
「このSANSの上級システム監査コースは、監査の実技を含む総合的な内容であるという点で異彩を放っています。コースマテリアルは、経験豊富なベテラン監査人の方、監査経験の浅い方、いずれにも有意義なものとして活用されてきました。コースに参加した1人、Institute of Internal Auditors(内部監査人協会)の副会長も、「私はシステム監査に長く携わってきたが、誰からも技術監査の公式なプロセスを教わったことはなかった。このコースに感謝している」と述べています。コース参加の前提条件として高度な技術経験の有無は問いませんが、コースで習得した技術を参加者全員が翌日から現場で実践できるよう、激しく切磋琢磨していただきます。受講者の方の「どうやって最終目標に到達できるのか」という疑問を現実に解決するため、短期目標に対するソリューションを重ねながら、識別と報告、そして企業におけるリスクの軽減を図るための様々な技術的手法を学んでいきます。」
関連サイト SANS AUD507(日本語): http://sans-japan.jp/courses/aud507.html SANS AUD507(英語): http://sans.org/sanstokyo2009_autumn/description.php?tid=3427 Foote Partnersの調査結果: http://www.footepartners.com/FooteNewsRelease_July2009ITlabortrends_072609V2.pdf
【執筆:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 サイバーセキュリティラボ SANS GIAC Board of Directors member 関取嘉浩】
《ScanNetSecurity》