株式会社PFUは7月22日、同社のPC検疫ソフトウェア「iNetSec Inspection Center」、および不正PC検知・遮断アプライアンス「iNetSec Patrol Cube」を機能強化し、同日より販売を開始したと発表した。今回、両製品の同時強化により、新方式である「ARP遮断検疫方式」として両製品のシームレスな連携を実現した。また、「iNetSec Inspection Center」では大学でニーズが高いMac OSのPC検疫をサポートし、「iNetSec Patrol Cube」では新たにIPアドレス変更通知機能をサポートした。 これにより「iNetSec Patrol Cube」のユーザは「iNetSec Inspection Center」を追加導入することで、本格的な検疫システムへとセキュリティ対策を無理なくステップアップすることが可能となる。また両製品を連携させたARP遮断検疫方式により、クライアントにソフトウェアをインストールせずに、セキュリティ強度が高いエッジレベルでの検疫を実現する。ARP遮断検疫方式は、従来の検疫方式(ゲートウェイ方式やIEEE802.1x認証VLAN方式など)との組み合わせが可能であり、利用環境に応じた追加導入が可能となっている。 http://www.pfu.fujitsu.com/news/2009/new090722.html