兵庫医科大学篠山病院は7月9日、同院の看護師が勤務中に病棟のナースステーションで患者の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失したと発表した。これは6月13日午前2時頃、看護師(20歳代、女性)が患者の情報を入力し、USBメモリに情報を保存した直後にナースコールがあり、USBメモリを机上に置いたまま病棟に向かった。その後もUSBメモリを所定の保管場所に収納せず看護業務を行い帰宅した。 6月14日午前3時頃、他の看護師が使用しようとした際に、USBメモリが所定の場所にないことに気づき、前日使用した当該看護師に確認したが、USBの所在がわからなかった。紛失したUSBメモリは1個で同メモリには約40名分の継続看護情報や診療情報提供書が記録されており、患者の氏名、性別、生年月日、年齢、住所、電話番号、病状、介護の状況などの情報が記載されていた。なお、現在までに情報の不正流用などの事実は確認されていないとしている。http://www.sasayama.hyo-med.ac.jp/information/?m=InfoItem&id=33&my_type=1