エフセキュア株式会社は6月30日、富士フイルムメディカル株式会社が、診療所向けに提供しているリモートサービス「ACTIVE LINE」にアンチウイルス ソリューションを提供開始したと発表した。ACTIVE LINEは、セキュアなブロードバンド・ネットワーク回線を利用して、診療所に設置された医療用デジタルX線画像診断システムであるFCR機器の保守点検や新たな付加価値サービスを提供するサービス。各種のサービスは、すべてリモートサービス・サーバを経由して提供するため、診療所のFCR機器からの各種データは同サーバで管理される。 エフセキュアがACTIVE LINEに提供するアンチウイルス ソリューションは、「エフセキュア クライアント セキュリティ」。パターンファイルは富士フイルムに構築されたリモートサービス・サーバに導入された「エフセキュア ポリシー マネージャ」からリアルタイムに自動配布するため、セキュアなブロードバンク・ネットワーク回線を利用するACTIVE LINEに対しても、VPNを通じて診療所のFCR機器を常に最新のパターンファイルに更新できる。簡易インストールパッケージを作成できるため、クライアント機器へのインストールにも手間がかからないことも採用の大きなポイントとなったという。 http://www.f-secure.co.jp/news/200906301/