エフセキュア株式会社は6月29日、フィンランド本社が発表した2009年第2四半期のセキュリティ総括を公開した。これによると、第2四半期のハイライトは米大統領のバラク・オバマ氏によるサイバーセキュリティ対策に関する演説と、今年はじめに感染が拡大したConficker(別名Downadup)ワーム、SNS(オンラインでのソーシャルネットワーキング)を介するセキュリティ脅威、そしてPDFのセキュリティ・ホールであるとしている。Confickerは近年最大のマルウェアとしており、世界中の数百万のPCが感染した。また、社会的に話題になっている時事ネタを利用して感染したWebサイトへ導くという典型的な手法が、SNSにおいても一般的になった。http://www.f-secure.co.jp/news/200906291/