ドキュメンタリー作家のJames Bamford氏がNew York Times紙に「ホワイトハウス・ツァーリの歴史は、(ドラッグ・コントロール政策を指揮する役職者)ドラッグ・ツァーリの盛衰を見ても分かるように、それほど名誉のあるものではない。変革をもたらす力は、誰が資金をコントロールするか、誰がオバマ大統領に直接意見できるかによって決まってくる。しかし、サイバー・ツァーリはこのどちらの権力も持たないようだから、ツァーリと言うよりも交通整理警官に近い(要約)」と書いているが、その通りだろう。かえって、このコーディネーターに権力を集中させないほうが良いのも確かだ。一つの技術、一つの製品、一つのアプローチが破られてしまえば、それを応用している全ての部分でセキュリティが突破されてしまう、セキュリティの大きな弱点になってしまうからだ。