RSAセキュリティ株式会社は5月20日、新型インフルエンザ等の感染予防策などの予期せぬ事態によって在宅勤務するユーザ向けに、ワンタイム・パスワード認証製品「RSA SecurID」の支援サービスを開始すると発表した。同サービスは、在宅勤務の際に、自宅契約の通信業者のインターネット回線を利用して企業ネットワークにアクセスする場合、「RSA SecurID」を認証に用いて強い認証が可能となるもの。 ワンタイム・パスワードが必要な時に携帯電話やPC宛に送信する「On-Demandトークン」や「ソフトウェア・トークン」など、ユーザへのハードウェア・トークンの配送が不要なタイプも用意され、非常時でも経済的なコストで安全なコミュニケーション環境を整備できる。また、認証サーバの「RSA Authentication Manager 7.1」は、事業継続対策のBusiness Continuity Option(BCO)を備えている。BCOは、一時的なユーザ数増加が見込まれる場合を想定しているため、感染対策による在宅勤務社員が一時的に拡大した場合に最適としている。 http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=10220