エフセキュア株式会社によると1月19日、同社が情報提供や支援を積極的に行っている、E-Victims Organizationが、2009年に流行する可能性のあるスキャム(詐欺)のトップ10を発表した。同組織は、インターネット上で起こる犯罪や事故の被害者の救済活動をしているNPO組織。E-VictimsのディレクターであるJennifer Perry氏は、「インターネットを介した犯罪は拡大する一方で、ほぼ毎日新しいスキャムが報告されています。特に生真面目なトレーダーが経済的に圧迫されて路頭に迷い、自暴自棄になることで自らをインターネット犯罪の脅威にさらしてしまう危険があります。昨今の雇用不足の増加や世界的景気後退が引き起こすスキャム被害者が急激に増加するだろう」という見解を示した。 トップ10は、上位から「個人情報窃盗 & フィッシング(詐欺)」「ウイルス&スパイウェア」「当選通知 スキャム」「在宅事業者を狙うスキャム」「偽ウェブサイト」「ファイナンシャル系」「クラシファイド&広告」「休暇」「偽造チケット」「ソーシャルネットワーキング」となっている。http://www.f-secure.co.jp/news/200901191/