日本システムウエア株式会社(NSW)は12月1日、内部からの情報漏えいを未然に防止すると共にIT資産管理を行うソフトウェア「ProvisioNet」シリーズにおいて、ファイル操作などのセキュリティ機能を強化した最新版バージョン2.1を発表、同日より発売を開始した。 ProvisioNetは、IT資産管理の「AssetConductor」、PCの操作を監視する情報漏えい対策の「PcSentinel」、サーバの情報漏えい対策・アクセス監視を実現する「ServerSentinel」から構成される統合セキュリティツール群。最新版2.1では、ユーザーの要望に応え、ファイル操作などを制限する「制御(禁止)」と、ユーザーのセキュリティ意識を高める「抑止」の機能が追加された(メール送信、印刷、USBメモリ/HDD、Web閲覧等の操作にも使用可)。 これにより、禁止行為や特定操作の発生時に注意喚起メッセージを表示したり、監視していることをユーザーにも知らせ、セキュリティ意識の向上を図ることが可能となっている。また、操作の可否はユーザー単位で設定でき、監視不要な項目は設定を外すことが可能なため、セキュリティの強化を実現しつつ、より効率的な運用と操作性の向上を図ることができる。製品及びサービスの最小構成は30ユーザーから、販売価格は50万円台〜。 http://www.nsw.co.jp/topics/tpcs_20081201_provisionet2.1.html