フィッシング対策協議会は11月25日、2008年10月の国内フィッシング情報届出状況を発表した。届出状況によると、フィッシングメールの届出件数は13件で前月度より7件減少しているが、過去1年間の平均を若干上回っている。フィッシングメールの件数は前月度より1件増加の10件、フィッシングサイトの件数も前月度より1件増加の9件であった。 業種別の状況をみると、金融が5件、ISPが3件、オークションが1件、その他が1件となっている。SNSである「mixi」と紛らわしい名称をかたる「mixy」と称するフィッシングメールも確認されており、差出人は「00132asf561fse846we@mbga.jp」、件名は「〜mixy 招待状〜」で、日本語で書かれたテキスト形式のメールであった。メールは、招待状が届いており登録手続きのためとしてユーザ登録の偽サイトへ誘導しようとしていた。 http://www.antiphishing.jp/capj-report/200810-capj-report.pdf