クリアスウィフト株式会社は8月25日、情報漏洩防止(DLP)機能を強化した電子メールセキュリティツールの最新版「MIMEsweeper for SMTP 5.3」を発表した。 同製品は、送受信される電子メールをスキャンし、企業の電子メール・ポリシーに一致しているかどうかをチェックする電子メールコンテンツ・セキュリティソリューション。ウイルススキャンはもちろんのこと、重要なコンテンツや不適切な情報が含まれていないかなどを判断し、情報流出を未然に防ぐことが可能。 最新版5.3は、ますます高まる企業の情報漏洩防止ニーズに対応するため機能をさらに強化。ヘッダー、フッター、本文テキストといったドキュメントのプロパティ(メタデータ)を分解し、事前定義されたキーワードやフレーズを抜き出してフィルタリングすることが可能となっている。また、PCI(クレジットカード)、PII(英国の国民保険番号)のような個人を特定するデータや、電子透かしを含むファイルタイプも認識でき、個人情報などの漏洩をチェックすることができる。 さらに今バージョンでは、マルチドメイン管理機能を搭載するなどシステム管理機能も強化。また、対応言語もスウェーデン語、ロシア語、ポーランド語など8カ国語を追加し、計16カ国語対応となっている。 発売は9月下旬を予定。価格は、50ユーザーで55万円〜。10万ユーザー以上のライセンスも用意されている。 http://www.clearswift.co.jp/news/PressReleases/index.php?f=080825.dat