6月のネットワーク脅威の状況を発表(マカフィー) | ScanNetSecurity
2025.04.16(水)

6月のネットワーク脅威の状況を発表(マカフィー)

 マカフィー株式会社は7月4日、2008年6月のネットワーク脅威の状況を発表した。これは、「McAfee Managed Total Protection」のデータセンターで把握している情報をもとに上記トップ10を算出したもの。ウイルスでは、上位に大きな変化はないが、新たに「Exploit-CVE200

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 マカフィー株式会社は7月4日、2008年6月のネットワーク脅威の状況を発表した。これは、「McAfee Managed Total Protection」のデータセンターで把握している情報をもとに上記トップ10を算出したもの。ウイルスでは、上位に大きな変化はないが、新たに「Exploit-CVE2002-0071」が検知された。これはAdobe Flash Playerの脆弱性を悪用したトロイの木馬で、リモートからマルウェアをダウンロードすることが確認されている。全体的には、トロイの木馬が目立っており、脆弱性を狙って感染するタイプが蔓延している。

 企業におけるウイルス検知数では、「Generic!atr」が975件で1位、「Exploit-CVE2002-0071」が523件で2位、「Generic.dx」が499件で3位となった。ウイルスを検知したマシン数では、「Generic!atr」が3,074台で1位、「Downloader-UA」が1,811台で2位、「Generic.dx」が1,238台で3位となっている。ファイル数では、「W32/Almanahe.c」が113,368で1位、「W32/Fujacks!htm」が94,286で2位、「New Malware.n」が36,958で3位となった。PUP(不審なプログラム)では、企業における検知数は「Generic PUP.g」が642件で1位、「Exploit-MIME.gen.c」が457件で2位、「Adware-GAIN」が421件で3位となった。マシン数では、「Generic PUP.g」が954台で1位、「Exploit-MIME.gen.c」が893台で2位、「Adware-GAIN」が560台で3位となっている。


http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_08b.asp?pr=08/07/04-1
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