米McAfee社と米Yahoo!社は5月6日(現地時間)、Yahoo! Search上でより安全なWeb検索を実現するために提携し、検索結果に含まれる危険なサイトをあらかじめ警告する新機能「SearchScan」のベータ版提供を開始した。SearchScanは、サイトの安全性を評価するMcAfeeのSiteAdvisorテクノロジーをYahoo! Searchに統合したもので、スパイウェア、アドウェアなど悪質なソフトウェアを含むサイト、フィッシングサイト、大量のスパムメールを送信するサイトなどを判別してユーザーに警告するというもの。危険と判断したサイトは、赤いアイコンを付けて警告してくれる。これにより、ユーザーは危険なサイトへのアクセスを事前に回避でき、Web検索の安全性が向上する。また設定により、アクセスするだけでPCに被害をもたらす可能性のある危険サイトを、Yahoo! Searchの検索結果に表示させないことも可能。現在、米国、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、スペインの各Yahoo!で提供されている。日本での提供時期は未定。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_08a.asp?pr=08/05/15-1