キヤノンITソリューションズ株式会社は5月15日、2008年4月度の月間マルウェアランキング結果を発表した。このランキングは、ESETが開発したマルウェアレポーティング/追跡システム「ThreatSense.Net」によるもの。4月度のランキングでは、引き続きマルウェアファミリ「INF/Autorun」が第1位という結果になった。このマルウェアは、検出された脅威全体のうち約8%を占めている。 ランキングの上位は、1位はPCの攻撃手段としてautorun.infファイルを使用するさまざまなマルウェアの総称である「INF/Autorun」(約7.75%)、2位はキーロガーとrootkitの機能を備えたトロイの木馬である「Win32/PSW.OnLineGames」(約6.20%)、3位はユーザにとって好ましくない動作をする可能性のあるアプリケーション「Win32/Adware.Virtumonde」(約3.58%)となっている。キヤノンITソリューションズ:2008年4月の月間マルウェアランキング結果発表http://canon-its.jp/product/nd/info/malware0804.html