RSAセキュリティ株式会社は4月22日、株式会社NTTデータが同社の「ANSER-WEB」に、フィッシングサイトを閉鎖してネット犯罪の被害を予防する「RSA FraudAction」を採用したと発表した。NTTデータは、個人向けインターネットバンキングサービス「ANSER-WEB」および法人向けインターネットバンキングサービス「ANSER-WEB コーポレートエディション」により共同利用型のインターネットバンキングサービスを提供している。共同センターとして国内最大であり、利用金融機関数は約80に及ぶ。 NTTデータは、安全なインターネットバンキングを実現するために、ワンタイムパスワードなど各種セキュリティ対策を実施しているが、今回さらなるセキュリティ対策として、フィッシングによる個人情報の詐取からインターネットバンキング利用者を保護する「RSA FraudAction」を導入する。閉鎖に関わる受付業務もNTTデータが提供する。導入により、「RSA FraudAction」の利用を望む金融機関はただちにサービスを利用開始でき、フィッシングサイトの早期閉鎖と利用者の被害拡大を防止でき、運用負担が軽減できる。 http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=9348