G DATA Software株式会社は4月16日、インターネットを使ったデータ窃盗についての近況レポートを発表した。レポートによると、一般的によく知られているような、ECサイトやカード会社、銀行などの偽ページに誘導するといったフィッシング・メールは、すでに古典的な手
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G DATA Software株式会社は4月16日、インターネットを使ったデータ窃盗についての近況レポートを発表した。レポートによると、一般的によく知られているような、ECサイトやカード会社、銀行などの偽ページに誘導するといったフィッシング・メールは、すでに古典的な手法となっている。犯罪者は、不正使用するか、もしくは現金に変えることを明確な目的として、個人情報データを収集している。窃盗犯が他の人間にデータを売る場合の取引価格は、品質によってさまざまだが、個人情報を含んでいるもののソートされていない状態のデータは驚くほど安価で、たとえば数100MBの容量のデータは1万円程度(約60ユーロ)でブラック・マーケットにて取引されている。この中には、電子メールのアカウント、ネットの決済サービスの入力データ、オンラインバンキング情報などが含まれている。