株式会社ネットフォレストは11月16日、ロシアのDoctor Web社の迷惑メール対策ソフトウェア「メールデーモン」の発売を開始した。同ソフトは、Linux、FreeBSD、Solaris(x86)上で稼動するsendmail、postfix、qmailなどのメールサーバソフトと連携し、メールサーバを介してやり取りされるすべてのメールを検査、ウイルス・スパイウェアが添付されたメールや迷惑メールの検出・駆除を行うメールサーバ用ソフトウェア。ロシア国防省認定のアンチウイルスエンジンとフランス大手通信事業者・ISP採用のアンチスパムエンジンの2つの高速・軽量エンジンを搭載。パターンファイルに依存しないヒューリスティック解析などにより、日本語を含むウイルス・スパムを予測的に検出・駆除することが可能。検出したウイルス・スパムメールには複数の処理(拒否、削除、修復、タグ付け配送など)を行える。また、ヘッダの内容に基づくフィルタリング(拒否、削除、管理者への転送など)も可能。ライセンス料金は、メールボックス数に応じた従量制ライセンスと、サーバ数・メールボックス数に依存しない無制限ライセンスの2種類。新規購入で前者は年間34,001円(アドレス15)〜、後者は2,855,660円。ウイルス対策またはスパム対策のみの提供も可能。http://drweb.jp/news/?20071116_2