●Windowsユーザを狙ったトロイの木馬5月にはSymantecが新しいトロイの木馬Trojan.Kardphisherを発見している。技術的には大したものではないものの、ソーシャルエンジニアリングの手法を用いたものだった。トロイの木馬がインストールされると、本物のMicrosoftのWindows xpとそっくりな画面で“Microsoft piracy control(Microsoft著作権侵害管理)“というページが表示される。メッセージは、このWindowsは別のユーザのもので、著作権侵害を管理するためWindowsを認証しなおす必要があるというものだ。認証時には、請求詳細について尋ねるがクレジットカードには請求は行わないと明記している。ページの最後でWindowsを今すぐ認証するか聞いてくる。イエスかノーの2つの答えのどちらかをクリックしなければならず、タスクマネージャーや他のアプリケーションは開くことができない。ここで、ノー、つまり、今は認証を行わないとすると、PCは即座にシャットダウンされてしまう。イエスで認証すると選ぶと、続いて現れる画面には・場所・e-mailアドレスと電話番号そして…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました購読会員登録案内http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec