IBMのX-Forceとシマンテックが相次いで、セキュリティレポートを出している。IBMのものは「Cyber Attacks on the Rise: IBM X-Force 2007 Midyear Report」、シマンテックのものは「Internet Security Threat Report」。この両方を参照すると、マルウエアのトレンドがよく分かる。
(2)も最近の例が多い。まず、Exploit Prevention Labs が今月半ばに発見した FaceBook の広告の攻撃。FaceBook に掲載された広告が、去年9月にマイクロソフトから配布された、MS06-140とMS-06-142のパッチを当てていないPCに、Remote Data Service でスパイウエアをダウンロードさせようとした。