ニュージーランド政府のコンピュータシステムが、ハッカーからの攻撃を受けていたようだと、ニュージーランドのメディアが報道している。そして、この攻撃は外国政府によるものだったようだ。情報保安委員会のウォレン・タッカー長官が『Dominion Post』に語ったことによると、政府のウェブサイトが攻撃を受け、情報が盗難された他、システムをコントロールするソフトウェアがインストールされたらしい。このソフトウェアは非常に探知が困難なものであった。ヘレン・クラーク首相もAP通信に対し、攻撃を受けた事実を認めた上で、「重要情報は無事だった」と説明している。クラーク首相、タッカー長官ともに、攻撃元の国名は特定していない。6月に米国国防総省のコンピュータネットワークが中国人民軍により攻撃されていることもあり、中国政府の関与が疑われている。また8月にもドイツの雑誌が、人民軍に関係するハッカーがドイツ政府のシステムに侵入したと報じている。しかし…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw