本製品は、Winnyプロトコルで利用されている独自暗号を復号しつつ、Winnyネットワークに存在するすべてのノードを巡回する。その際、各ノード保持しているファイルの所在情報(キー情報)を収集し、データベースに蓄積する。ファイルの所在情報には、ファイル名、ハッシュ値、およびそのファイルを公開しているノードのIPアドレスなどがあるため、データベースを検索することにより、指定されたファイルを保持しているノードのIPアドレスを列挙することができる。自組織の情報漏洩対策などに利用することができるエンドユーザ用の「WinnyRadar End User Edition」と、第三者に対して、情報漏洩の事後対策コンサルティングサービスやデータ提供サービスを展開することができるサービス事業者用の「WinnyRadar Service Provider Edition」が用意される。