ウェブルート・ソフトウェア株式会社は8月6日、2007年7月に国内で最も多く検知されたスパイウェアのランキングトップ10を発表した。このランキングは、同社のスパイウェア検索ツール「Spy Audit」を利用して集められた最新のスパイウェアの情報をまとめたもの。発表によると、アドウェアでは、1位が前回圏外から「Virtumonde」、2位が「DriveCleaner」、3位が「System Doctor 2006」となった。1位、2位は前月と同じ結果だ。トロイの木馬では、1位がユーザの気付かないうちに許可なくウェブサイトへのアクセスを許すトロイの木馬「Trojan Hachilem」、2位がコンピュータ上に他の脅威をダウンロードするダウンローダ「Trojan-Downloader-Zlob」、3位がコンピュータがオンライン時にハッカーに無制限のアクセスを許すトロイの木馬「Trojan-Backdoor-Poebot」となった。3種とも危険度は「非常に高い」としている。システムモニタでは、1位が「Password Spectator」、2位が「ICUSurf」で、3位以降は該当なしとしている。ウェブルート・ソフトウェアhttp://www.webroot.co.jp