株式会社三井住友銀行は6月12日、フィッシング詐欺対策を新たに2種類追加し、セキュリティ強化を図ると発表した。これは同行インターネットサービスをより安心して利用できることを目的としたもので、新たに導入されるフィッシング詐欺対策は「フィッシング詐欺サイトの迅速な閉鎖にむけた体制整備」および「EV SSLサーバ証明書の導入」の2種類。「フィッシング詐欺サイトの迅速な閉鎖にむけた体制整備」では、フィッシング詐欺時に作成される同行のホームページに見せかけた偽のWebサイトを迅速に閉鎖させるために、RSAセキュリティ社の「RSA FraudActionサービス」を採用した。このサービスは、各国のISPの協力によってフィッシング詐欺サイトを閉鎖するもの。「EV SSLサーバ証明書の導入」では、Windows VistaのInternet Explorerなどで同行のインターネットサービスを利用する際に、閲覧しているサイトが正当かどうかを確認できる新規格のサーバ証明書。これらの導入は個人向けサービスから順次行っていく。http://www.smbc.co.jp/news/j600196_01.html