ウェブルート・ソフトウェア株式会社は6月4日、2007年5月に国内で最も多く検知されたスパイウェアのランキングトップ10を発表した。このランキングは、同社のスパイウェア検索ツール「Spy Audit」を利用して集められた最新のスパイウェアの情報をまとめたもの。発表によると、アドウェアでは、1位が「CnsMin」、2位が「Cydoor」、3位が「DriveCleaner」となり、前月と同様のランキングとなった。トロイの木馬では、1位が「Trojan-Downloader-Zlob」、2位が「Trojan Hachilem」、3位が「Trojan-Downloader-Ruin」と、こちらも前月と変わっていない。システムモニタでは、1位が「Any@Web、2位が「Win-Spy Monitor」、3位が「Skin98」と、2位と3位が入れ替わった。同社では、アドウェアの「WinAntiVirusPro 2007(日本語版)」およびトロイの木馬の「WinAntiVirus Pro FakeAlert」が発見されたことを受け、注意を呼びかけている。ウェブルート・ソフトウェアhttp://www.webroot.co.jp