現在米国のセキュリティ業界ではリスポンシブル・フルディスクロージャー(Responsible Full Disclosure)と言うガイドラインが採用されている。これは、新たに見つかったセキュリティー・ホールの重要度の応じて、その製品のメーカーに予め通告し、パッチの製作に協力してからセキュリティ・ホールを公開するというもの。一昔前は、セキュリティ・ホールの存在を否定したり、パッチをなかなか作らなかったメーカーに警告を与える目的で、セキュリティ・ホールの存在を鳴り物入りで公開していてた。現在はその必要が無くなったのがこの新しいガイドラインの理由だ。