デジタルアーツ株式会社は3月15日、同社がインターネットを利用する男女927名を対象に実施した「インターネット利用に関する調査結果2007」の調査結果を発表した。調査結果によると、回答者本人あるいは回答者の家族にとって、インターネット利用への不安・危険要素の最上位は「個人情報の漏えい」であり、子どもに対しての不安・危険要素の最上位は「アダルト情報や犯罪、出会い系など違法・有害サイトへの接触」であることがわかった。「フィッシング詐欺」や「インターネット上での犯罪行為」の被害経験は15%に及んだ。これは、回答者の10人に1人以上が実体験としてフィッシング詐欺やインターネット上での犯罪行為に遭遇しており、被害を身近に感じているといえる。また、「有害なサイト」と「犯罪」には関係があると97%が回答し、対策用ソフトの存在も53%が認識している。ただし、自宅でフィルタリングソフトを利用しているのは未だ少数派で、全体の4.6%にとどまった。http://www.daj.co.jp/company/release/2007/r031501.htm