北陸電力株式会社は12月15日、同社の業務情報がWinnyネットワークに流出していることが判明したと発表した。流出した情報は、同社富山新港火力発電所に関わる燃料貯蔵量に関する情報などで、現在のところ火力発電所の保安情報や原子力関連情報、顧客情報などは含まれていないとしている。流出の原因は、同発電所に勤務する社員の個人所有PCがWinnyウイルスに感染し、保存していた一部のデータが流出したもの。同社では当面の再発防止策として、個人所有PCで同社業務情報を使用しないことの再徹底、個人所有PC内の同社業務情報削除の再点検および削除手順書の再周知、Winnyなどファイル交換ソフトの使用禁止および危険性の再周知、情報流出防止を含むセキュリティ強化のため社内パソコン全数取替を実施しているという。北陸電力:当社社員の個人所有パソコンからの業務情報流出についてhttp://www.rikuden.co.jp/press/attach/06121502.pdf