今夏、首都圏の広範囲に及んだ停電は記憶に新しいところです。たった数時間の停電でさえ、人々は多くの混乱と不安に巻き込まれ、情報化社会の脆弱性が露呈しました。それが、地震、台風、洪水、テロなど、もっと破壊力の強い災害に見舞われたら、どうなるでしょう。家族も会社も守り抜くには、私たち自身が「万が一」に備え、計画し、行動する以外に道はありません。●事業継続計画は最も家族に貢献する今までの災害対策では、防災と人命保護に重点が置かれていました。皆様の会社やお子さんの通う学校で、避難訓練を実施したり、緊急連絡網を整備して配布したり、ということからも納得がいくでしょう。しかし、その後をどうするかは、その時になってから考える、という具合ではないでしょうか。今回話題にする「BCP」とは、「Business Continuity Plan」の略で「事業継続計画」と訳されます。「その後」をどうするかまで踏まえた所が、今までの防災とは大きく異なります…株式会社アイドゥ代表取締役 井上きよみ (中小企業診断士)(info@eyedo.jp)http://www.eyedo.jp──この記事には続きがあります。全文はScan Security Management本誌をご覧ください。◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm