セコムトラストシステムズ株式会社は、大地震時に派遣スタッフの安否確認を迅速、確実に実行するため、人材派遣最大手の株式会社スタッフサービスに「セコム安否確認サービス」を導入する。スタッフサービスは、本年7月にグループ全従業員約5千人を対象に「セコム安否確認サービス」を導入した。さらに雇用主として派遣スタッフの被害状況を把握し安全確保に努めることが必要と判断し、10月2日から首都圏で就業する派遣スタッフ約3万5千人を対象に本サービスを導入する。派遣スタッフに安否確認システムを採用するのは、業界では初の試みとなる。今回の採用は、従業員以外の派遣スタッフも、企業の重要な戦力との観点で3万5千人に及ぶ大口の採用となった。現在、従業員、派遣社員、パートなどで構成する企業も多く、また、地震調査委員会発表の、今後30年以内にマグニチュード6.7から7.2程度の首都直下型地震が発生する確率が70%程度であることからも危機意識は高まり、大規模災害に備えてBCP(事業継続計画)の策定を進める企業も多くなることから、マーケットの拡大が確実視されている。報道資料http://www.secomtrust.net/news/2006/ns_staffservicehodo20060907.htmlセコム安否確認サービスhttp://www.secomtrust.net/news/2006/ns_anpi20060907.html